アクマくんにお願い:2000年03月分

Last-modified: Mon, 03 Apr 2000 00:01:05 JST

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2000年03月01日(水)

IOCCC

GORRY さんが IOCCC をご存じないとは驚きです。 Life with UNIX にも紹介があったような気がしますし、結構有名ですから。 歴代の入賞作品をちょぼちょぼ眺めてみることをおすすめします。 mullender.cとか、最初に見たときにはスンゲーたまげた覚えがあります。

malloc vs free

おもしろいですね。 f.c.l.c の議論もいちいちうなずいてしまいます。

ただ、「すべからく free すべし」を完全に宗教ととらえて良いかというと、 コードの再利用性という観点からちょっと異論があります。 ごく簡単な例として 誰からファイルをなめるフィルターを書いたとします。 標準入力からのデータに応じて malloc をして、 全部の入力を処理し終った時に free できるようになるとします。 この場合、このプログラムだけを見ていれば free をする必要がないでしょうが、 このフィルターを複数のファイルからの入力に拡張しようとすると、 このような free が必要となるでしょう。

もちろんケースバイケースで一概には言えませんが、 「将来、後に新たな処理が加わる可能性を予見して、きちんと free しておく」 というのは合理的なプログラミングポリシーであると思いますし、 宗教以上の価値があるでしょう。 それを考えると「壊れるビルの掃除なんか無意味」的な論調には ちょっと異存をはさみたくなります。 もちろん、メモリ管理の意味を考えさせることなく、 「malloc したら free」と教条的に教えることが問題であることは 言うまでもありませんが。


2000年03月04日(土)

宴会の日

to be described


2000年03月05日()

二日酔い

何か久々に撃沈した様子。 くちょ、まる一日潰れてしまった。


2000年03月06日(月)

本質に無関係なおねえさん

前回暴れた分、今回は黙殺を決めこんでみました。 (っていうか、書こうとしたことを次から次へとスマートに書かれてしまって タイミングを逸っした、というのが本音?)

でも結果がこれじゃ... やっぱり暴れときゃよかったですね。(違う)

う、会社でいつも使っている某マシンだけど、 最近 /usr/local を入れかえたのだが IM が古い設定で腐っているのに気づかずに某 メーリングリストに

From: Atsushi Furuta <furuta@_domain_of_your_mail_address_.sra.co.jp>

で投げちゃったぜ。ああ、恥かしい。

ほか、socks5 + ssh やら rsync やら、環境整備。 これで日記の更新できるかな...

某二次会

それは八海山だったと思います。

おひなパーティー

最近、 まさよさんイベントが他のイベントと衝突ぎみでごぶさたしてますが、 またパーティー行きたいですね。 ところで、それは Appon へのリンクというよりも hoge へのリンクなのでわ。(^^;


2000年03月07日(火)

花粉症

昨日の深夜あたりから花粉症らしい症状が急激に悪化した。 眼は何ともないのだが、くしゃみと鼻水が凶悪になっていて、 2時間あまりの間に手持ちのポケットティッシュ3袋を消費してしまった。

ferdia さんの日記から 東京都品川区でのスギ花粉観測数(慈恵医大耳鼻科アレルギー研究班)へ。東京近辺では多量に飛んでいたみたいですね。

雑記

何か誤解しているっぽい雰囲気の人が多いようなので書いておきますが、 小鳥の日記が終了したのは、 ここと(直接の)関係がある訳ではないと思います。 「身近の人」同士の問題であると思いますので、 これ以上言及するのはさし控えます。

うーん、黙ってようと思ったけど、けど、けど、けど、あまりにすごいので。 「とんでもないこと」は 「いわゆる小学生の女の子向け雑誌を購読していること」を公言することじゃなくて、 こういうのを公言することだよな。フリーソフトウェアの開発者にとって。 もちろん、公言しなくてもダメなものはダメだが。


2000年03月09日(木)

花粉症

昨日あたりから強い症状が出ている。 でも、鼻の奥や喉が張れるのも花粉症? 風邪との合併症かなぁ。

目が痒くなって来たので目薬... しまった、自宅に忘れてきちゃったよ。がびーん。

キーボード

今週あたりから会社のコンソールを Alpha station (もちろん Digital UNIX) から Windows-NT に移したのだが、 PC に付属のキーボードのキータッチがすっごく嫌だったので、買い物。 ぷらっとホームで FKB8579 を買ってきて付ける。 (いわゆる HHK killer というやつ)

キー配置は満足。 キータッチはやや不満が残る(ちょっとひっかかり感が強い感じ) が、慣れの問題も多いかも。

しかし、PS2 延長コネクタ(これは必須)を接続すると、 背面のくぼみに収まらなくなってしまう。 こんなところまで HHK を真似る必要はないんじゃない?

ぐる

BSDI と WC 合併話は驚きました。 code base としてはマージするみたいなんですけど、果してどうなりますやら。 BSD/OS は(本質的には) new-config ベースで、 (4.4BSD で new-config を開発した Chris Torek は、今は BSDI のメンバー) FreeBSD は new-bus ベースなので、この辺りどうなるのかという話はありますけど、 現状の FreeBSD core による開発体制には大きな変化はないようなので、 new-bus ベースになる可能性も高いのではないかと睨んでいます。

あらら、そうですよね。スクリーンショットがどうのこうのよりも、 こちらの方が受け入れ難い人は多いはず。 でも(これより良いタイトルが見付からないので) 「ごめんなさい」と言うしかないです。


2000年03月10日(金)

花粉症

あるいはアレルギー性鼻炎兼アレルギー性結膜炎。

合併症として風邪を併発して一回休み。

キーボード

FKB8579 は、感じとしては HHK Lite + カーソルキー + パームレスト という感じですか。しかし、Sun と Mac 接続用のケーブル付きで、 値段は 1 万円弱ぐらい、だったかな? キータッチとしては僕は(昔の HHK ではない) HHK Lite の方が好みですが、 慣れもあるでしょうから、何とも言えません。 (それに、キータッチだけは実際に触ってみないと何とも言えないものですから)

パームレストは取り外し可能ですが、これを外すと右手のひらがカーソルキーに あたりそうで恐いので、パームレストを付けて使ってます。 UNIX マシンで使うのであれば HHK (Lite) でも良いのですが、 Windows はカーソルキーが使えないとつらい場面がそこそこあるので、 こちらにしました。


2000年03月14日(火)

花粉症

深夜から早朝にかけて、 はなみずをかんでもかんでもおさまらない。 くしゃみ連発。 ティッシュ一箱ぐらい消費してないかい? なかなか眠れませんね。ぐったり。

今まで、「持続性プレコール鼻炎薬」というのを服用 してきたのだが、 それが切れたので家にあった「CONTAC 鼻炎薬」に切り替えたら、 こっちはアレルギー性鼻炎をを効能にうたっている割には全然効かない。

仕方がないので出社前に駅前の薬局で 「持続性プレコール鼻炎薬」を買って服用したら、 くしゃみとはなみずはやがておさまった。えらい。

FreeBSD 5.0-CURRENT

あちこちで言及されてますが、4.0-STABLE の branch が切られたようです。 とりあえず、CVSup は一日延して今晩にしようと思います。 どうやら cvsup.jp.freebsd.org は混雑が激しいらしいので、 cvsup[2-6].jp.freebsd.org を使うのが吉らしいです。 特に cvsup6.jp.freebsd.org は cvsup.jp.freebsd.org と同じ設定のマシンなので、 cvsup.jp.freebsd.org に蹴られた場合にはこっちを使うべし。

しかし、branch 作成のような開発ポリシーの根幹を、 どうして毎度まいど ad hoc に変えるんだろう?


2000年03月17日(金)

にせ

VisualCafe でデバッグなの〜 バグとれないの〜

JA2YKA

うにゅ。YKA の ホームページが復活してるではないですか? 公開したなら、アナウンスよろしくね。

ぐはぁ。用語解説のサ行に過去の悪業が... でも、私の他にもたーさんも実質住人だったことがあるはず。

いまだに胃拡張班なんて書いてあるし... まだ活動してるんだろうか。:-)


2000年03月18日(土)

花粉症

あまりに症状が厳しいので、 近所の耳鼻咽喉科に行くことにする。 前日出社前に様子だけ見にいったらあまりの混雑に、パスしたのだが。 11時ごろに受付だけ済ませると、 「1時ぐらいには(ここに)いて下さいね」と言われる。 どうも、余りにも待ち行列が長いので、 受付を済ませたら一旦家に帰るなりするのがデフォルトみたい。

何でも評判の医者で、わざわざ電車で来る人もいるらしい。 その意味では安心できるのだが、あまりに待たされるのはどうも。 一旦帰宅して、1時過ぎに戻る。結局診察してもらえたのは3時ごろ。 (3時から午後の部が始まるのだが、まだ午前中に受けつけたキューが 捌ききれていない。断わる訳にもいかないし、大変だ、こりゃ。 歯医者みたいに予約制にする訳にはいかないんだろうか?)

診察してもらうと、典型的な花粉症との事で、鼻への吸入治療の後に 薬を処方してもらう。

「エバステル」以外は症状のある時以外は服用しなくても良いが、 「エバステル」だけは毎日欠かさず服用するように言われる。 そう言えば、 この「エバステル」は以前入院中に蕁麻疹が出た時にも処方されたのだった。 抗アレルギー剤? なのかな。 「クロモグリク酸ナトリウム」はちょっと高めの花粉症向け市販目薬 (アルガード CT とか)の成分と同じものみたいです。

とりあえず、数日服用して症状は改善してはいるみたい。


2000年03月19日()

床屋

いい加減、伸びてきたので、散髪。


2000年03月21日(火)

エソカイ

今週末は西の方にいきます。

袴はかまっ

毎年思うんですけど、 女子大学生の卒業式の袴って風習は、どうも... っていうか、昔の女学生のスタイルから来ているわけで、 「卒業式だけじゃなくて、毎日着てくれっ!」って思うのは私だけ? (爆)

_ 追記

なるほど。和装 = 晴れ着という意識には納得です。

なんだか、 想像通りの反応をもらったりして。\


2000年03月23日(木)

捕捉

Rabitt's Antennaに捕捉されたようなので、 トップページに追加する。

ええと、いちいち表明していないですけど、 更新時刻エージェントで公開されているっぽいもので、 「アクマくんにお願い」を捕捉しているっぽいものは、 勝手に「被参照日記リスト」に加えてますので、 各アンテナ管理者/利用者のみなさま、今後ともよろしくお願いします。

ぐる

あう、 だったのか。今度から師匠と呼ぼう。

Visual Cafe

本業で Symantec の Visual Cafe 4 を使っている。 本来こいつは統合開発環境なのだが、 単に java のデバッガとして使っている。

デバッガとしての Visual Cafe はとても優秀で助かっている。 と言っても、そんなに高度な機能が必要な訳ではなくて、 任意の点にきちんとブレークポイントがかけられて、 step 実行(gdb の next 相当と step 相当) や 任意の点までの実行ができて、 その時点でのスタックフレームの各変数を browse できて、 exception が throw されたらそこで止ってくれる。 これらが正しく動いてくれる。それだけでいい。

jdk に付属している jdb は、 (jdk 1.1.x はもちろん、jdk 1.2.x でも)この点完全に使いものにならない。 デバッガ自体がバグだらけ。 なぜかローカル変数が見えないことがあったり、 ブレークポイントの設定も変だし。 以前使っていた JDE は内部で jdb を呼んでいるので、やっぱりダメ。 さすがに最近の JDE は自前でデバッガを実装しているらしい。 困ったものだ。 せめて、裸の perldb くらい動いてくれれば十分使いものになるのだが...

Visual Cafe には RAD ツールやら GUI ビルダやらついているような 気もするのだが、 そっちは必要ないから全然使っていないし、 何をするためのものなのかも全く理解していない。 ソースブラウザとしての機能も強いようだが、 そっちも必要ないので使っていない。JDE で十分。

あと、Visual Cafe のマニュアルはクソ。全く役にたたない。 というか、どうしたらこれほど 理解不能なマニュアルが書けるのか不思議である。


2000年03月24日(金)

日記ぐるぐる

にゅ。ドライバぐらい 自分で書くのじゃ。 というか、USB のドライバは(資料さえちゃんとあれば)多分そんなに 難しいものではないと思います。

某チャットのこと。 すごく反論したい気もするが、どう反論するのが正しいか、よくわからない。

いわゆるアンテナの数なのですが、 暇を見付けては こんなリストを書いてます。(まだ作成中なのです)


2000年03月25日(土)

KBUG

東京駅で AoiMoe さん、今野さんと待ち合わせ、 熊さん壮行会に出るために新幹線で大阪へ。 同行の幸さんは熊さん壮行会には行かないので途中名古屋で下車して 一足先に私の実家へ。

旭屋書店前で待ち合わせて、宴会。 錬金術 (^^; ですか。

宴会後、こだま最終名古屋行きで岐阜の実家へ。


2000年03月26日()

NBUG

NBUG の例会があるそうなので、行ってみる。 幸さんは春日井の大伯母のところへ。

SE30 に NetBSD/mac68k をインストールするべく奮闘するが、 パーティションを切るところまで行けずに今回は敗北らしい。 うーむ、Mac はよくわからんから戦力にならん。

新幹線で自宅に帰宅。


2000年03月27日(月)

失敗

どうも会社の home directory NFS server の調子がおかしいので 原因を調べようとするが、login すらまともにできなくなっている雰囲気。 仕方がないので、server を reboot するが、 reboot 時に sendmail が DNS をひけない状態で起動されてしまい、 いくつか mail をループさせてしまった。すいません、すいません。 原因を調べて sendmail を再起動。

どうも、もともとの NFS server の不調も、 クライアントマシンで変なプロセスを走らせたのは私だったことが発覚。 がびーん。とりあえず犯人を殺したら、おさまってくれた。

教訓:


2000年03月28日(火)

sync update

filesystem 関連の調べものをしていたら、 ("softupdates" という名称こそないものの) 赤悪魔本はすでに softupdates に言及しているのをみつける。 (8.2 The Berkeley Fast Filesystem の "Synchronous Operations" の節)

同期操作は filesystem の一貫性を保つのに 必要だけど、これは書きこみ性能を制限してしまう。 同期操作を避ける方法は、

とある(大意)。

ちなみに、4.4BSD の LFS と、世間で言うところの logging (あるいは journaling) は別物だと思います。(書きこみを高速にする原理は同じだけど) logging というのはここの2番目、 更新 log を作成する方法。通常の filesystem に加えて、log の領域が 必要(それをどう確保するかは、filesystem 依存) filesystem の更新をする前に、その更新情報を log に保存して、 filesystem の更新が終了してしまったら、その部分の log は綺麗さっぱり 切り捨てることができる。

LFS は Log-structured Filesystem であって、全体が log 構造になっている。 logging は filesystem 構造とは別に log があったのに比べて、 LFS には log しかない。logging は更新情報の log への追記が済んだあと filesystem の更新を行うが、LFS は log への追記を行うだけ。 LFS の場合、log 構造が「原本」になる。filesystem が使用されていくと、 log 中には有効なデータと無効なデータが混じることになる。 だから、LFS はごみ集めが必要になるが、logging ではそれは必要ない。

seti@home

2000 unit 突破。


2000年03月29日(水)

花粉症

まだ花粉は いっぱい飛んでいる様子だけども、 処方してもらった薬をちゃんと服用しているおかげか、 以前ほど症状はない。というか、ここ1週間ほどほとんど苦にならなくなった。 やっぱり、お医者様重要、ということか。

昨日からの強風で、もう杉花粉は全部飛んでくれると嬉しいのだけども。

ダメな日記

...\


2000年03月30日(木)

FLマスク裁判

ここから、FLマスク開発者に 有罪判決だそうです。

うそ、リンクだけで犯罪になる? って私も一瞬思いましたが、 この記事を読む限りそれは違うような気がします。

川合裁判長は「被告は(正犯に対し)FLマスクの無償使用コードの 進呈を申し出て使用を促し、犯行をほう助した」と判決理由を述べた。

とあるから、リンクした事によって 猥褻図画公然陳列の幇助罪が成立した訳じゃなくて、FLマスクの コードの進呈を 申し出て使用を促した事が 幇助の成立用件なわけなのではないでしょうか、今回の場合。

リンクもその内容如何では犯罪になることがありうる、 ということに過ぎなくて、 猥褻なサイトへのリンクが即 犯罪であると言っているわけじゃないと思いますので、 別にサーチエンジン中にエロサイトへのリンクがあるからといって、 サーチエンジンへのリンクが危険という訳ではないでしょう。

_ 追記

という訳で、 リンクが有罪、何て判決だーと決めつけるのではなく、 判決文をきちんと吟味してみることが必要なのではないかと思うのです。

まあ、私としては「猥褻図画公然陳列」が罪というのには賛成できなくて、 見たくない人が見られないようになっていればそれで 良いではないかと思うのですが、 日本の刑法がそうなっているというのは如何ともし難い事実ではあります。

ソフトウェア特許の侵害

うーむ、そう綺麗におさまりますか?例えば、ソフトウェア特許はアメリカと日本では有効だけど、 ヨーロッパ 諸国では無効だと思うのですが、 例えばドイツに住むドイツ人が開発したソフトを ドイツにあるサイトで公開していたとして、 それがアメリカの特許を侵害していたとしたら、 果してどうなるか、というのはありますね。

この場合、誰かがアメリカ国内に配布したとして、 その責任を著作権者に負わせるのは変だと思います。

ちなみにこれは机上の空論ではなくて、 現に FreeType の特許問題として発生していることなのです。

俺組集会

初参加。11 人。 集会後天神でラーメン(細麺)+替玉。


2000年03月31日(金)

肉体会

4 人。ステーキで満腹。


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